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愛国者は他人の風下に立たぬ

次戦必勝への布石を急げ

72回目の大東亜戦争終戦の日を迎え、まずもってわれわれは大戦に散華された250万英霊に対し哀悼の念を抱くと共に心から感謝を申し上げます。

しかし残念なことに、いまだに所謂「東京裁判史観」に呪縛された戦後わが国の歴代政権およびマスコミは、一貫してこの日を「鎮魂」更には「懺悔」の日と位置づけ、世界に対し謝罪を繰り返している。

爾来、理不尽な「十字架」を一方的に背負わされ、ひたすら贖罪と自虐の、いつ果てるとも知らぬ「無期懲役刑」に服役し続けているのである。

わが国を生贄とするこの不条理な秩序を戦勝国は「神聖な世界平和」と称し、アメリカは、わが国を永久の敗戦国家たらんと傀儡政権を配置し続けてきた。

戦後保守の代名詞「自由民主党」は、その西暦一九五五年建党そのものがアメリカCIAによって工作された代物に他ならず、逆にコミンテルン日本支部・日本共産党すら、日本弱体化の為にGHQマッカーサーによって「野に放たれた」 攪乱分子に過ぎない。

前者の末裔である安倍晋三首相はアメリカ傀儡分子そのものにほかならぬ。

彼の主張する「愛国心」「保守」とは、わが国民の自尊心を操(くすぐ)り、程良く満足感を与え民族的闘争心を眠らせる罠に他ならない。

そして知らず知らずにわが国家国民を丸ごとアメリカに差し出す売国奴に他ならない。

事実、年頭アメリカで「アメリカ・ファースト」を振りかざすドナルド・トランプが大統領に就任したが、昨年末の大統領選に勝利したと分かった瞬間に、安倍首相は真っ先にトランプ詣でし「次のご主人様」にすがった姿が世界中に伝播されたが、その恥晒しの下僕根性には呆然極まりない!

対米無条件追従の忠犬ぶりを恥かしげもなく発揮してきた売国奴政権は、わが国の生命線である朝鮮半島にも他人事状態。

わが国は、北鮮には主権侵害と拉致邦人奪還の決着を迅速につけねばならぬにも拘らず、半島支配を虎視眈々と狙う米支両国の駆け引きとそれを天秤に測って狡猾な外交戦略を駆使する北鮮に振り回されている始末。

現にトランプと、その威勢の良さでは負けていない北鮮金正恩との間で繰り広げられている恫喝合戦で、やれ「ミサイル発射だ」「グアム攻撃だ」「原子力空母派遣だ」「明日戦争か」などの言動が飛び交うに任せ、当事者のわが国は右往左往するだけ。

わが国自身にかかわる主権と安全保障すら自力で解決する意志も実力も持ちえぬ事態を「自由民主主義の下での平和」と嘯くおぞましい危機感ゼロ感覚こそ、「生きる意欲を喪失した」末期的症状と言わねばならない。

これら売国奴は、これに先立つ3月10日の帝都大空襲、8月6日の広島、9日の長崎原爆投下に対しても、被害者としての惨状を訴えることに終始し、その責任をあろうことか当時のわが国政府に擦り付けることに狂奔している。

それこそ、空前絶後の大量破壊兵器を使用し、戦勝国面してふんぞり返る犯罪者の大罪を隠蔽する利敵・裏切り行為にほかならない。

「すべて戦争の原因と責任は日本にある」とする理不尽極まりない十字架を背負わされた姿こそ、現今日本社会の腐敗混迷の要因であることを明確に認識せねばならない!

まさに英霊を冒涜、国史を全否定して、占領軍にひれ伏し走狗となってきた裏切り者が、72年間為政者として君臨してきたこと自体、わが国史上大の悲劇と言わざるを得ない!大東亜戦争の「自尊自衛」「アジア解放」の民族的意義を唾棄否定し、「対米追従・国防軽視・経済偏重」の売国奴的ドクトリンを「戦後保守本流」の基本とした驚愕的矛盾!

「保守」を語りながらも、民族永遠不滅の独立主権の気概意志よりも、他人にすがりながらも打算的世渡りを第一とする俗論的思考を「現実的」で「安定した大人の政治」とする現今。

世界の悪に対し身を挺して立ち上がるなど、とんでもないこと。ただひたすら他人の邪魔になられいようにじっと静かに大勢の流れに付いていく奴隷根性を「平和」とするボタンの掛け間違いが横行する。

いまこそ、わが国を呪縛している敗戦国史観=贖罪意識を払拭し、「国史否定・ 国体破壊・国益放棄」に狂奔する内外の反日勢力に対する復讐を断固実施せねばならない。

況んや、「あの戦争、負けて良かった」と認識させる「戦前=悪、戦後=善」図式の戦後デモクラシーを微塵に粉砕することなしに、わが国の生き残りは断じて無いのである。

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