超国家主義『民族の意志』同盟
バラク・オバマ新大統領に対する提言
祖国の再建と国体の復権を目指す、わが超国家主義『民族の意志』同盟は、アメリカ合衆国第44代大統領に就任したバラク・オバマ氏に対し、まずもって祝辞を贈らせて頂く。
勿論、これは儀礼的なものであることは断っておかねばならない。
何故ならば、西暦1776年建国以来233年目にして初めて誕生した黒人大統領が、疲弊した巨象をいったいどの方向に持っていくのかを見定めるまで、即ち、まだその船出の航跡すらまだ見えていない現今、批判さえ及ばずの段階であるが故である。
白人帝国主義打倒による世界の道義的統一を目指す、わが超国家主義『民族の意志』同盟は、大変革とその自己責任を強く国民に要求する四十七歳の新大統領に相応しい、「価値変革と指導者責任を要求する」提言を厳粛に、しかし情熱をもってここに提出するものである。
1・第一の提言
「呪われた建国を直視し、アメリカ自らの存在を消去すべし」
ケニア人を父に持つバラク・オバマ氏が遂に白人の牙城であるアメリカ合衆国の大統領に就任した。
このシンデレラボーイの父であるケニア人が何を理由にアメリカに渡ったかは知る由もないが、言うまでも無く、この大地は「人種の坩堝」と言われて久しい。
さらにその原因を以て「移民の国」という代名詞までついている。
そこには「自由の楽園」とのイメージが強い。
しかしながら、世界中の殆どの国においては、その土地・地域でじっくり醸成されて形作られてきた慣習・伝統・文化が存在し、それに立脚し同一化した国民意識が民族を構築している。
ところが2世紀余前に突如現出した北米の人工国家は、国家民族にとって不可欠の「血と土」の不文律を横紙破りし、遂には他国他民族の永きに亙って慈しんできた伝統慣習を「野蛮」と決め付けるだけでなく「魔女狩り」で反米勇士を殺戮、親米傀儡分子による植民地化を公然と実施してきたのである。
そもそもアメリカなどという国家も土地などどこにも存在しなかった!
西暦1620年、メイフラワー号に乗った、後世「ピルグリムファーザーズ」と呼ばれる清教徒が不法上陸を行ったのが、アメリカ建国の理念となっている。
この清教徒という輩こそ、実際はイギリスで悪行三昧を繰り返し、国を放逐された、ならず者に過ぎなかったのである!
常識で考えても判るが如く、大悪党が上陸してまともなことを実施するはずは無く、不法上陸に成功した札付きどもは、案の定、介抱してくれた命の恩人である無辜の原住民を平然と裏切り、虐殺、強制収容、土地・財産簒奪限りを尽くした。
所謂アメリカは「白人による犯罪の楽園」と化した。
ここに、不法外国人の手による国家強奪こそが、アメリカの間違うことなき建国の理念になったのである!
犯罪者遺伝子をしっかりと受け継いだ末裔が、今もなお、アフガンで、イラクで侵略戦争を行っていることは、この建国理念の忠実なる実行者であることを断乎として忘れてはならない。
この犯罪者による強奪国家建設は、原住民(所謂インディアン)を駆逐殺戮したりペテンにかけて、まんまと広大な土地を簒奪した白人どもが、大量の労働力を「暗黒大陸」アフリカの「人間の顔をした黒い猿」を掻っ攫っては奴隷として死ぬまで酷使し、私利私欲を猛烈に満たしていった。
さらにフロンティア「西部開拓」という原住民狩りと北米大陸の強奪が完了すると、次は中南米、太平洋、そして日本、フィリッピン、そして支那へと強奪の食指を伸ばしていった事実は歴史が雄弁に物語っているではないか!
そして反撃に出た最強の有色人種・日本を大東亜戦争で卑劣極まる手段で屈服させることに成功すると、あとはさらにイスラム地域へと歩武を進めている。
まさに簒奪と侵略の遺伝子によるアメリカの呪われた宿痾にほかならないことは明々白々である !
奴隷人種として位置づけられ、今尚奴隷然としている黒人階層から「Change」「Yes.We can」の連呼によって現出したバラク・オバマ大統領は、黒人だからこそ主張できる政策を存分にふるってもらう使命があると確信するものである。
即ち、呪われた犯罪遺伝子を払拭することは、継続するあらゆる戦争侵略行為を直ちに中止し迅速に撤兵することを意味するだけでなく、更に、二百年余に亘り悪行三昧を重ねてきた凄惨な傷跡に対し、謝罪外交と賠償を実施していかねばなるまい。
その賠償には、不法に強奪した領土の返還も含まれていることは言を待たない。
ハワイはカメハメハに、グアム、プエルトリコを速やかに独立させるか返還すべし。
さらに本題である本土49州の全面返還、それが困難を極めるのであれば、原住民の了解の下、速やかに偽装せる人工国家の解体=49州の独立、分解を断行すべきである。時代はバラク・オバマ大統領の主張する「アメリカは一つ」を世界は要求しないし、どうあがいても犯罪遺伝子による「人種差別」は現今体制では絶対に解決できぬことは、バラク・オバマ氏がなによりも近いうちに実体験するはずである。
2・第二の提言
「広島・長崎への謝罪来日こそ、人種差別克服の第一歩」
「百年に一度の大不況」の下、変化を求めて登場した黒人大統領にアメリカ内外の黒人始め有色人種はそれ相応に歓迎を表した。
しかしこれで人種差別が収まるとは誰もが考えてはいない。
あくまでも奴隷階級であった黒人は現今アメリカが存在する限り、心身ともに最下層の国民に他ならない。
なぜか?
人種差別が消滅することはアメリカという人工国家が消滅するときだからだ!
強盗国家アメリカの発展成長とは少数のユダヤやWASP(ホワイト、アングロサクソン、プロテスタント)の詐欺的手段によって獲得した巨万の富と高等教育による高度な頭脳の他、圧倒的多数の無知な奴隷の存在あって初めて可能であったのである。
この図式は、白人優越文明の祖・古代ギリシアやローマから何一つ変わっていない。
白人帝国主義を後継するアメリカこそ、まさに建国以来一貫して「人種差別」の上に成立してきた人工国家であり、世界中に人種差別の構図を押し付けてきたことをはっきりと認識すべきである。
特にその象徴が西暦1924年排日移民法であり、とどのつまりは昭和二〇年3月10日の東京大空襲=婦女子老人といった非戦闘員を狙った大虐殺、そして同年8月6日広島原爆投下、同九日長崎原爆投下にほかならない!
バラク・オバマ大統領があらゆるアメリカ国内のあらゆる人種を融合することが単なる保守白人へのリップサービスではないとするならば、人種差別に立脚するアメリカ自身の存在否定を速やかに実施しなければならないことは第一の提言で示したとおりではあるが、バラク・オバマ氏の「変化」と「人種融合」のスローガンが本気であると言うのであれば、その証左として真っ先にやらねばならぬことは、新大統領最初の外交こそ、「広島長崎への謝罪」来日で示さねばならないはずであろう!
白人帝国主義の残虐な蛮行が今尚続いており、近代あらゆる戦争と貧困の原因こそ、白人の侵略毒牙による後遺症に他ならないことは明白である。
しかしながら、これに対する白人帝国主義者からの一片の謝罪も反省もないことは、彼らがあくまでも有色人種を蔑視し、今尚白人優位の世界秩序を維持成長させようとする人種差別価値観に立脚していると断言せねばならない。
500年白人帝国主義を後継するアメリカの指導者に有色人種が就任したという皮肉こそ、アメリカにとって自らの指導的存在を世界へ示すことのできる最後のチャンスであることをしかと心得るべきである。
バラク・オバマこそ、広島長崎来日を第一歩として、世界中の非白人地域での謝罪外交を展開した末に、白人帝国主義の呪われた歴史を、その最大にして最も醜いモンスター・アメリカ合衆国と共に地上から消滅させる責務を担うことができる天命を、心から神に感謝すべきであろう。
わが日本がいつまでもアメリカの「植民地」で満足している訳には行かないのである。
偉大な歴史をもつ東亜の光輝・有色人種の英雄日本の再建を急ぎ、白人帝国主義の打倒闘争に邁進する民族主義が、いま沸々と沸き立っているのである。
アメリカ・ルーズベルトによって仕掛けられた種差別の侵略主義によって一敗地に塗れたが、「広島・長崎原爆投下の復讐の怨念」をアメリカの頭上に落下させる日が来る前に、バラク・オバマ氏は、その地位を最大限活用し、潔く、白人帝国主義の幕引きを実施するよう、ここに断乎として提言するものである。
このようなタブーを打ち破り親愛の情を込めた提言に対する最低限のモラルは、速やかなる返答にあることを最後に付言しておく。