超国家主義『民族の意志』同盟
政治家とは
1・政治家は死を賭してかかれ!
大震災に対し、政府や永田町の住人達は本気で復興する気があるのか!
と言わざるを得ません。
復興とは単なる現状修復ではなく、これを契機に現状を打破し抜本的変革を断行していかねばなりません。
残念ながら戦後わが国の「自由・民主・平和」幻想に毒された戦後デモクラシー信奉者達は、自らが安住している腐敗巣窟を壊し、新しい国家システムを構築する勇気も意志も持ち合わせていません。
そのような小市民的な政治家連中がいくら「変革」「改革」を叫んでみたところでたかが知れていることは当然でしょう。
結局は、与野党あるいは与党内での責任のなすりあいに終始し、多数者が不承不承妥協した産物でお茶を濁すのが関の山です。
復興の目処がついたと称して、分不相応にもらっている給与の一部返上すらさっさと中止にし満額受給したこそ泥連中が、結局そのツケを国民の懐に求めるなどは言語道断です!
復興税やら消費税アップなど安直な方法でその場を凌ごうとする政府の浅はかな思考にほとほと呆れてものが言えません。
政治家自身が率先して身を切らすして、一体誰が喜んで追従するのでしょうか。
政治家とは、その強烈な勇気と意志を国民に顕らかにし、その行動力で範を示す使命があると確信します。
特に国難に直面する戦時宰相は、己の身命を国家に預ける覚悟を持ち職務にまっとうし、その職責未達なれば己の死をもって示すは、最高責任者としての当然の理であります。
もとより700人以上いる永田町の「茶飲み連中」は選挙戦を「常在戦場」と軽口叩く愚か者に過ぎません。
今置かれている祖国の現状を一体なんと心得ているのか!
選挙なくんば、たとえ北鮮が攻め込んでこようと、首都に大震災が起きようともたいした問題ではないとでも言うのか!
現に、東日本大震災でのポツダム議会屋の言動を鑑みれば、当然そう思わざるを得ないではないか!
消費税や社会保障の整備と引き換えに、国会議員定数の削減が持ち出していますが、これなども「無駄を省くのが先だ」との国民からの突き上げに窮し、自らの犠牲心を形の上で表すものらしいが、私から見れば、国会議員の定数のみならず、その資格そのものを抜本的に改めなければならないと痛感します。
即ち、わが国国会議員たれば、第一に、国民の中でも最も愛国心が強くて当然。
選挙権・被選挙権は日本国籍たるは至極当然。外敵と通じる売国奴は資格なしです!
第二に、議員の使命は国家国民への奉仕。当選すれば本人及び関係者の全資産は国庫に拠出すること。
第三に、庶民感覚と視線から政治を実施するため国会議員としての特権はすべて剥奪。報酬は年一千万円以下とし他手当ては一切なし。
できない理由を並べるはダメ人間の常道です。
国民に範を示すべき立場の者は、できる方法を模索し実践する能力を研鑽し意志を維持させねばならないのです。
このような覚悟をもった愛国者が百人いれば十分ではないか。
2・国家のあり方をどうするか!
国会内のおしゃべりの無意味さは、その大前提である「国家の指針」がまったく見えてこないことです。
明治時代には「殖産興業」「富国強兵」を高く掲げて全国民挙げて邁進した結果、日清日露戦勝し世界列強の一角を占めることができたわけです。
ところが戦後わが国のテーマを敢えて付ければ「敗戦状態の維持」と言わざるを得ません。
昭和二十年の大東亜敗戦によりわが国は戦勝国から軍事的占領されただけでなく、国家の法規範体系まで改竄歪曲されてきました。
挙句はわが国の英霊父祖の尊い人生=独自の歴史までもが戦勝国の都合によって勝手に書き換えられたわけです。
67年間に亙って理不尽に既成事実化した結果、わが国がいまなお敗戦状態にあり続けている事実さえ無感覚となっていることを把握しなくてはなりません!
日米安保条約による対日軍事占領、占領憲法による国防意識の欠落、自由・民主・平和教育による精神的自虐化、貿易経済発展の名の下での経済自給化の瓦解。
それはすべてが、自主独立国家としての機能を破壊している亡国・売国政策にほかなりません!
当方が以前から繰り返し主張している如く、首相吉田茂の「対米追従・経済優艶・国防軽視」のドクトリンが戦後わが国の本流と幻想されてきた結果が、現今わが国の失墜と閉塞に繋がっていることは明々白々であります。
しかるに、自民党政権が民主党政権に変わっても、永田町のポツダム議会屋が政党間を行き来しても、何も変わることがなく「敗戦状態が維持」されているのです。
民主党政権が自民党化することに何の驚きもないことは既に当方が2年前に主張していた通りです。
すなわち、自分で自らを護る意志も能力もなく、自らの食糧さえも作ることを放棄している国家、他国からいいがかりをつけられても下を向いているだけの臆病国家、政府が国民に向かってロマンや夢を語ることなく、上から下まで規律なく、ただ社会に寄生する無国籍の蛭集団が戦後67年間、何ら変わることなく横たわっているのです。
いまこそ、神聖なわが国をこのようなぶざまな姿にした戦勝国の対日弱体化政策を実行してきた売国奴(ポツダム議会屋、亡国マスコミなど)を駆逐粉砕しなければなりません。
3・敗戦状態を脱却するためのテーマとは?
わが国の歴史を鑑みれば、有色人種の英雄として理不尽な白人の侵略行為に果敢に立ち向かった使命を断じて忘れてはなりません。
世界平和というのであれば、いまなお先進国と途上国の南北格差が激しく存在し、また白人列強の植民地主義の残滓である人種民族紛争が繰り返し惹起している現状をどう解釈すればよいのか。
まさに今なお白人帝国主義による世界支配が実践されている間違うことない事実に対する是正と闘いを継続せねばなりません。
他方、中華思想に基づく膨張侵略主義を繰り返し試みる支那人の暴虐には、東亜の光輝たるわが国の怒りの鉄槌を降り下ろさねばなりません。
これら「アジアの解放」「自存自衛」の聖戦に決起した英霊父祖の闘いはいまだ終息してはおらず、更には五百年来世界を蹂躙してきた白人帝国主義を打倒する世界史的使命を断行することが、わが国の天命であることを強烈に認識せねばなりません。
この為には、わが国自身が自主独立国家の建設、具体的には強力な自主国防国家を建設することが急務となります。
注意すべきは、この国防とは「戦車・航空機・艦船など」の正面装備の質量をただ単に指すのではなく、国民健全な体力知力と社会規律の徹底、食糧エネルギー・経済機構・社会資本・社会保障などの国家システム全般を万全に整備することを指すものです。
現在国会で問題となっている社会保障や原発・震災復興もすべては、国防問題としてはっきりと捉え、強力国家を建設しなくてはなりません。