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一六・すべての有能かつ勤勉なる日本人により高き教育をうけしめ、かつこれによりて指導的地位に進むを得しむるため、国家は全国民教育の根本的改造に対し配慮すべきものとす。

Q 現在盛んに教育のグローバル化推進が謳われる一方、幾つかの大学の医学部では女子や浪人生が不利になる合否判定基準を設けたり、特定の受験生に加点したりする不適切入試が問題となっています。

同盟の掲げる教育について教えてください。

A 現代の教育は、グローバルの掛け声の下、個人が金儲け出来さえすれば良いといった優勝劣敗の歪な価値観が教育現場を支配しています。

金が金を生む空疎な金融工学などはその典型です。

その結果「持てる者」と「持たざる者」が大幅に乖離した極端な経済格差が社会を覆っているのです。

我が同盟は「国民は国家に対する奉仕、貢献を唯一の使命とする」と位置づけています。

現在の個人主義に則った、個人利益追求の為の独善的教育や、個人的才能を一切無視した冷徹な画一的教育、他人との比較だけでしか意識できない相対的評価は同盟の教育指針とは全く相容れないものです。

我々は国家民族の為には、国民一人一人の才能を見極め、その才能を最大限に有用に発展させ、国家運営の適材適所に配置しなければならないのです。

更に教育とは、国家に対し、己が何を奉仕できるかを見極め、その才能を伸長させる機関なのです。

特に我々は、健全な精神は健全な肉体に宿るという不文律の理念から、体育教育の推進と、集団教育を推進することを要求します。

更には芸術分野における強化を実施し、将来の国家貢献へのあらゆる保障をも念頭に入れなければならないのです。

一七・我々は傭兵の廃止、徴兵制による国軍の編成を要求する。

Q 安倍総理は対談の中で、意に反する苦役を禁じる憲法18条を持ち出し、徴兵制度の本質は意思に反して強制的に兵役の義務を負う。

故に徴兵制は明確に憲法違反。

これは憲法解釈で変える余地は全くないと強調していましたが同盟は綱領を見ての通り結党当時から徴兵制の重要性を説いていますね。

A 当然ですね。

徴兵制を苦役と言い切る自民党の国防軽視には呆れて言葉もでません。

確かに現代の高度化したハイテク戦争は多数の短期間訓練の徴兵よりも、少数志願兵による軍事のプロが望ましいとされる。

しかし永世中立国であるスイス初めイスラエルや韓国では徴兵制を現在でも維持している。そして最近、テロやロシアの脅威に備えてスウェーデンやフランスなど再び徴兵制を採用する国家が相次いでいる。

戦争は無いに越した事は無いが、国家の存亡が掛かっている時に「西洋・近代・ キリスト教」の白人優越史観にどっぷり染まり、苦役だ!人権だ!個人の自由だ!と叫ぶ国家滅亡に陥れる売国政治家はひねり潰さなくてはなりません。

徴兵制は単に戦力としてだけではなく、国民に広く軍隊を経験させ、国防意識を涵養させようという国民的なコンセンサスであり、偉大な国家民族がそのロマンを高く掲げれば掲げるほど、偉大な教育が遂行されるのです。

我が国は黒船の脅威から近代的国防意識が萌芽しました。

故に奇兵隊から連なる偉大祖国への奉仕精神となる伝統的徴兵制を復活すべきであります。

個人教育は国家教育、社会教育、集団教育の次に置かれ、そして、最高で最終の教育は、軍隊であることを歴史から学ばなければならないのです。

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