超国家主義『民族の意志』同盟
大東亜百年戦争
遺志継承せずして鎮魂ならず
1・吉田ドクトリンこそ最大の売国策動
71回目の大東亜戦争終戦の日を迎え、まずもってわれわれは大戦に散華された250万英霊に対し哀悼の念を抱くと共に心から感謝を申し上げるものであります。
しかしながら残念なことに、いまだに所謂「東京裁判史観」に呪縛された戦後わが国の歴代政権およびマスコミは、一貫してこの日を「懺悔の日」と位置づけ、世界に対し謝罪を繰り返していること実に嘆かわしいと言わざるを得ません。
これら売国奴は、これに先立つ3月10日の帝都大空襲(大虐殺)、8月6日の広島、9日の長崎原爆投下に対しても、被害者としての惨状を訴えることに終始するのみならず、その責任をあろうことか当時のわが国政府に擦り付けることに狂奔している。
それこそ、空前絶後の大量破壊兵器を使用し、戦勝国面してふんぞり返る犯罪者の大罪を隠蔽する利敵・裏切り行為にほかならない。
「すべての戦争の原因と責任はわが国にある」とする理不尽な十字架を背負わされた姿こそ、現今日本社会の腐敗混迷の要因であることを明確に認識せねばならない!
まさに、英霊を冒涜、国史を全否定して、占領軍にひれ伏し走狗となってきた裏切り者が、70年間為政者として君臨してきたこと自体、わが国の悲劇と言わざるを得ない!
いま喧しく「戦争反対!」やら「集団的自衛権」など無意味な空理空論が世間を賑わしているが、
大東亜戦争の「自存自衛」「アジア解放」の意義を唾棄するばかりか、昭和二一年6月の国会において、
質問した時の野坂参三・共産党議長さえもが驚いた「正当防衛権さえ否定」する答弁を吐き、そして昭和二十七年日米安保条約締結により祖国をアメリカ軍政下に差し出した戦後最大の売国奴こそ、戦後保守本流と仰がれた吉田茂であることを認識せねばならない。「対米追従・国防軽視・経済偏重」を基本とする吉田ドクトリンこそが、実はわが国から自主も独立も奪った最大の国賊的策動であったことを明確に理解し、即刻これを唾棄せねばならない。
この戦後のボタンの掛け間違いを正し、わが国を呪縛している敗戦国史観=贖罪意識を払拭し、「国史否定・国体破壊・国益放棄」に狂奔する内外の反日勢力に対する復讐を断固実施せねばならないのである。
いまこそ、わが国の唯一の生き残る道であることを自覚する秋(とき)である。
2・占領状態を平和とする現今秩序
戦後世界は、いまだに戦勝国・敗戦国の明確な色分けによって構築されている。第二次世界大戦時、枢軸国と対峙した連合国(UNITED NATIONS)がそのまま世界の支配機構として存在し続けていること自体、戦勝国による戦勝国の為の世界であることを如実に物語っている。
逆から見れば、戦後世界は、日独の犠牲の上に立脚しているのである。
このような理不尽な差別は核兵器・経済・社会など多岐に亘って、ゆえに、わが国自身の生存さえ自分自身で決定できない嘆かわしい惨状に陥っている。
その典型のひとつが経済で見られる。すなわち、わが国の経済システムは、朝鮮動乱当初から他国へ製品を輸出する所謂プランテーション経済と化し、自国民の生活必需品・食糧は自給できぬ不条理に陥っている。
虚構の「経済大国」の実態は、自主独立を完全に阻害した植民地経営に他ならないことを厳粛に見極め、早急にシステム改革をせねばならない。
あまつさえ国防・司法・経済・教育すべてにわたり、戦勝国の内政干渉を唯々諾々と許す売国奴が横行する祖国に、もはや明日はないと言わねばならぬ。
故に、速やかに、自主独立を損なうあらゆる素因を排除駆逐すべく、ポツダム議会屋・マスコミに代表される戦後デモクラシー信奉者を打倒しなければならない。
3・大東亜百年戦争を認識せよ!
また、歴史認識を踏まえて論議するのであれば、なぜ「アジアの地で欧米白人と戦ったのか?」「何ゆえ圧倒的に国力で差がある大国と戦ったのか?」という答えに対し、「当時指導者の侵略主義的野望」という安直かつ的外れな回答で収めてしまおうと言う戦後の自虐的風潮を払拭しなくてはならない!
歴史年表を丁寧になぞれば至極明確である。
即ち、アメリカはわが国が日露戦争でロシア帝国に勝利した瞬間、支那侵略の障害として日本を位置付け、第一次対日侵略「オレンジ」計画を発動した。
先述した如く日清日露・第一次世界大戦の戦勝国として日の出の勢いの東洋最強の軍事大国となった日本の存在は、白人アングロサクソンにとって最大最強の敵であり、白人コンプレックスを払拭させた偉大日本の存在こそ有色人種にとって英雄と仰がれる存在となったのだ!このような見地から、もはや大東亜戦争は西暦1905年日露戦勝直後、アメリカによってその幕は切って落とされたといっても過言ではない。
事実上の戦争行為=日本弱体化政策は、矢継ぎ早にアメリカ側から攻勢をかけてきていることをはっきりと認識せねばならない!
即ち、外からは西暦1921年ワシントン会議四国協定で日英同盟廃棄=日本の孤立化、同二二年ワシントン軍縮会議、同30年ロンドン軍縮会議で日本海軍の大幅弱体化、内からは大正デモクラシー梅毒による退廃思想の蔓延、「憲政の常道」の幻想による政党間スキャンダル合戦=内政停滞、共産主義思想の黙認、国際協調による金融破綻・経済恐慌の招来により、わが国は内外に亘って強力な国家基盤を相次いで消失してきた。
これにより白人が最も恐れた「武勇国家」日本はその戦争遂行能力を著しく貶められたのであった!
このように、英米の東亜への侵略策動は、自らの軍事力・軍需生産力を向上させる準備と、ターゲットである日本の軍事力削減と戦闘意欲の減退をもたらすことに成功したのであった!
追い詰められたわが国が白人英米の策動に気づいたのはまさに昭和七年の五・一五事件以降であった。
腐敗堕落した政党政治に取って代わり国民の強い支持のもとに軍部が登場せざるを得なかったことは当時の朝日新聞・東京日日新聞の文面からも十分読み取れるのである。
要点を絞ろう。
かくの如き戦争は、軍事的側面は最後の結論部分に過ぎず、殆どの戦争部分は非軍事的側面からの工作策動にあることをしっかりと認識せねばならない!
その潮流から、用意周到に戦争準備を着々と進めた英米の思惑通りに昭和十六年12月8日を迎えることになったのである。英米側の最大の誤算は、凄まじい日本人の強さであった!
その軍事的力量、精神的統率、高度な頭脳等々に驚愕した英米は、恐怖心から徹底したわが国の心身にわたる徹底破壊と去勢が行われた!
故にわが国の「自存自衛」と白人帝国主義とはまったく相容れぬ世界観にほかならない!
わが国が真の独立主権国家として確立し、世界に向けて共存共栄世界秩序を謳うことは、白人優越主義を打倒粉砕することを意味するからである!
醜い白人帝国主義者の軍門の下り、永久の敗戦国家、永久の奴隷状態で卑劣にも満足することは、もはや偉大日本の世界史的使命を放棄した裏切り者であり、このような生き恥をさらしながら一体どうして英霊父祖に顔向けができようか?
断じてできるはずがないではないか!
71年目の終戦の日を迎え、いまだ達成されていない「自存自衛」「アジア解放」の大東亜戦争の継戦を強烈に意識し、日本はいかなる外国勢力の風下に立つを潔し良しとしない!
という崇高な理念と使命をいま改めて強烈に自覚せねばならないときである!
ゆえに、散華された英霊父祖の偉業を感謝伝承し、「自存自衛」「アジア解放」の大使命を貫徹すべく、ここに売国ポツダム議会屋およびヤルタ・ポツダム(YP)体制打倒を高らかに誓明するものである。