超国家主義『民族の意志』同盟
米国炎上!摩天楼倒壊!
米同時多発テロ勃発は、何を暗示するか!
衝撃が走った!
信じられない光景がTVで繰り返される!
米国が燃えているのだ!
西暦1812年の米英戦争のワシントン炎上以来、本土が外国に攻撃されたことがなかった米国は、一瞬にしてその世界支配の象徴たる摩天楼と国防総省、さらには連邦議事堂が攻撃された!
その攻撃のされ方が尋常ではない!
コンピューター攻撃のサイバーテロでも細菌生物テロではなく、原始的な旅客機ハイジャックによるものであり、驚愕的は、ハイジャックされた旅客機を乗客乗務員もろともビルに突入する!
という特攻攻撃であったことだ!
しかもそれも単独攻撃ではなく、ハイジャックし突入する旅客機が4機もあったという事実に、その高度な軍事技術と周到に準備された組織力が背景にあったことだ!
地上でも連邦議事堂が爆破されたことも合わせ、現代の戦争突入といっても過言ではない。
突入された摩天楼2棟は、大爆発し炎上した挙句、雪崩を打って倒壊した!
隣接した47階ビルも瓦解した!
ホワイトハウスが攻撃されなかったことが不思議なほどだ!
世界政経軍事を支配してきた要塞が激しく攻撃され、激しく炎上し、激しくぶっ倒れている!
第一次、第二次世界大戦でもなし得なかった米首都攻撃、ニューヨーク破壊が、いま、現実となって惹起しているのだ!
アラブ原理主義、反米イスラム過激指導者ラディン氏の首謀説も流れているが、いまだその真偽は分からぬが、しかし、米国が攻撃され破壊されたことは、紛れもいない事実だ!
米国市民の90%が、これは戦争だと叫ぶ!
1万人以上の市民の生命が失われたことから見ても、市民の怒りは心頭だろう。この歴史上の大事件は、これから何を物語るのか?
米国がいくら怒ろうが、いくら地団太踏もうが、そしていくら報復しようが、犯す事の出来ないと思われた米国が叩きのめされたことによって、米国の信が地に落ちたのだ!
これから気が狂ったように、単純思考の大統領ブッシュは敵を求めて報復攻撃を犯すことに成ろうが、しかしこれによって敵を降伏させることは断じてできないでろう。
先述ラディン氏をかくまっているアフガニスタンへ報復の巡航ミサイルを叩きこもうが、また、核兵器を叩きこむことも辞さないと思われるが、これとても全イスラムの反米感情を一層かきたてる事になるだけであり、一時の自己満足の後で、止まることを知らぬ報復の繰り返しが全世界的に勃発することになるであろう。
もはや現代の戦争が勃興したのだ!
敵が明確になって、差しで勝負する旧来の戦争形態はあり得ない。旧来型の戦争では米国に対抗できる國はひとつもあり得ないからだ。
しかし、イスラム含め、個人と国の区別なく行われる有象無象の大小組織からなるゲリラ戦が世界中で行われることに対し、国家単位では最強軍隊保持する米国がいくら立ちあがっても、敵を根絶することができないのだ!
人工国家対普遍民族との抗争は、常に後者が勝利することは間違いのないことである!
それはともかく、これによって、世界経済を支配してきた米国破壊という事実は、遂に、第2の世界恐慌の幕開けとなることは間違いのないことである!
経済とは思惑であり、そのバックボーンである強力な軍事力・治安維持力が不可欠であり、常に大屋が襲われたものは、遂にその信頼を回復させることができるものであり、がために、米国中心の世界経済秩序は終焉得ざるを得ないのである!
経済はしかるに、米国のくびきから解放された場合、当然ながら地域ブロック経済を構成することとなろう。
もはや国際主義の代名詞を頂いて来た米国主義なくんば、欧州、北米、イスラム、アジアと分裂することとなろうが、しかしそこで市場の争奪となるのは常にアジア市場である!
米国は縮小した経済市場をフロンティア先である東亜に活路を求めることとなるであろうし、戦後対米屈服してきた日本は、あくまで米国の子分としてその絆を強化せんとするであろう。
米国が世界中でイスラム、反米勢力と抗争を辞さないのであれば、世界中から対米テロとゲリラが否応無しに繰り返されるであろう。まさに泥沼の報復合戦が繰り返される。
であれば、米国は忠実な子分である日本を一層支配強化するであろうし、日本は日本で、その期待に大いにこたえようとして、米国の為の自衛隊派兵、米国の為の日本市場開放、米国の為の金融再編、そして米国の為の構造改革を推進することであろう。
これは反米国際勢力から見れば、日本は米国のあきらかな共犯者であり、米国の忠実な先兵である!
ならば、その標的は米国に留まらず、たやすく打撃を与えることが出来、直接的な報復ができない日本に向けられることは明々白々であろう。
在日米軍が攻撃されるだけでなく、海外に散らばる在外日本人は格好の標的に他ならない!
在外日本大使館、在外日本企業、そして在外邦人はいまに、血祭りにあげられることとなろう!
その時、日本は何をするか!
日本の為政者は邦人を守護できるのか?
憲法改正し、日本人の為に日本軍を派兵できるのか?
米国が断じて許さない真の日本国軍創設を、日本の政治家が勇断持って実行できるか!
再度言おう!
「文明に対する戦争」と叫ばれる今回の米国テロは、まさに「白人文明に対する戦争」と言えよう。
確かに「卑劣」「許されないテロ」でろう!
しかし、紛れもなく時代の転換期となるこの事実を、しかと認識し、「自由・民主」の何よって白人帝国主義の犯してきた残虐非道な歴史の延長線上に、この「摩天楼倒壊」がしかとあることを厳粛に認識しなければならない!
時代が変革を要求し、時代が主役交代を求めているのだ!
わが国は、対岸の火事では断じてなく、日本の歴史的使命を再認識し、「白人文明の象徴」の倒れ行く姿を克明に脳裏に刻印しなければならない!
いよいよ来るべき時が来たのだ!
イスラムによって惹起された対米戦争が引きがねとなって、世界中に戦火が噴出する!
近い将来、東亜の光輝、有色人種の英雄・日本が堂々登場し、白人帝国主義の息の根を止める日を確信しなければならない!
平成一四年年頭にあたって
昨年は、白人が好んで使う新世紀に相応しい年であった。
それはまさにこれから確実に惹起する「文明戦争」の幕開けに他ならない。
後世の歴史に刻印されることであろう昨年9月11日の米国中枢部壊滅は、米国の不可侵神話の仮面をものの見事に剥奪することに成功した。
さらに、慌てふためいた米大統領ジョージ・ブッシュのアフガン報復戦争なるものは、凋落する白人文明を死守せんとする、なりふり構わぬ衝動に他ならない! 文明国による「野蛮国」への戦争がすべからく、正義として美化され許されてきた近代。
白人のみに、言動する権利が許される世界観。
白人思考のみが、世界基準であるとする、この横暴無比なる人種差別は、いまもなお、厳然と姿形を変えながら脈々と世界中を覆っている!
白人の独善で敷いてきた新世紀が始まったと浮かれているなら、それでいいだろう。
それに似つかわしい「新たな時代」を、いまこそ知らしめてやろうではないか!
まさに、白人中心世界観が旧世紀の遺物として唾棄されるべきものである、ということを、はっきりとさせてやろうではないか!
何が起こってもおかしくない時代、それは何を起こしてもおかしくない時代なのだと、常にわたしは言い続けてきた!
昨年のニューヨーク・ワシントン破壊は、まさにそれを地で行く大行動ではないか。
だが、殆どの一般人は、自らの土台の喪失を怖れる余り、これから起こるであろう変化の足音に震えあがり、身近な既成価値観の避難所に逃げ込んでしまいがちなのである。
既存の社会生活に不満と不安をかかえ蔭では常に憂いの呪いを吐く割には、結局は「その他無数の通行人の一人」として現価値観に妥協と諦観の花束をもって賛同者の一員となっているのだ。
いつの時代も、常に大多数がその部類であることは間違いないことだ!
それは白人帝国主義の世界支配体制への共犯にほかならないことを陰陽に認識しているにも拘らずだ!
現世界を覆っている白人中心価値観とは何か?
白人は、自ら行ってきた残酷で悲惨な侵略歴史を、みめ麗しい美談に仕立て上げるが為、殺される側から「人間的要素」を一切剥奪してきたのだ!
非白人は人間ではないとしたのだ!
500年間白人の世界侵略史において、「非白人・非西洋・非キリスト教」に属するものは「野蛮人」であり、人間として扱われることは断じてなく、動物・家畜同様かそれ以下の存在として銃口の前に立たされる運命にあるか、鉄鎖を死ぬまでアクセサリーにして身に付けなければならない運命を辿らざるをえなかったのだ!
このような憤怒に耐えない白人帝国主義者の横暴こそ、まさに非人行為である!
そしてこの行為によって構築されてきた白人中心世界観と世界秩序なるものは、断じて認めるわけにはいかない!
特に、白人帝国主義が世界中で行ってきた「殺戮・裏切り・ペテン」の集大成こそ、ほかならぬ、アメリカ建国であるのだ!
他人の土地に無断侵入し恫喝・殺人・ペテン・詐欺行為でこれを巻き上げる!
挙句は現地人を皆殺し!
強制移住だ!
このように、わが物顔で他人を蹂躙し居座るゴロツキ根性。
さらには、豊富な地下資源と金脈がで出ると聞けば、欲に目の眩んだゴロツキ白人どもが大量移住してくる。
大農場経営、危険作業用マシーンとして、アフリカから黒人を、まるで動物同様、網で「捕獲」して「コンテナ移動」まさに、ギリシア、ローマから近代白人の繁栄は、奴隷制度に立脚していたことを、歴史からはっきりと学ばねばならない!
何が自由の国だ!
何が民主主義の国だ!
笑わせるな!
米国こそ、白人の非白人への殺戮の自由、ペテンの自由、レイプの自由三昧の楽園ではなかったか!
アメリカ建国神話の「ピルグリム・ファーザース」こそ、イギリスから叩き出されたゴロツキ、ならず者集団であったではないか!
このような凶悪罪人を開祖とする人造国家!
まさに凶悪殺人者の脳を移植された作られた人造怪物と同じ!
「フランケンシュタイン国家」といっても過言ではない!
今年の世界潮流は、文明交代!
そして世界のスローガンは「反米!反白人!」にほかならない!
だが、世界でひとり、米国に額ずき、せっせと米国の意向にあわせ日本をアメリカナイズさせる売国奴がいる!
「構造改革」を甲高に叫び、「日米安保堅持」「戦後民主主義死守」「議会制民主主義守護」「街頭の論理より三代に亘った永田町論理優先」を突き進む小泉純一郎。
自衛隊派遣は米軍の顔色窺い!
構造改革は米企業による日本産業の併呑の為の地ならしにほかならない!
「対米追従・経済優先・国防軽視」の吉田ドクトリンの敗戦政策の忠実なる踏襲から何ら踏み出すものではない!
米諜報部CIAの資金によってよって昭和三十年に結党された自由民主党なる組織は、その結党からして米国の下部機関として位置している。
大正一一年、第三コミンテルン日本支部として結成された売国奴共産党と何ら変わることがない!
ロシア・支那の手先として跋扈する共産党、社民。片や米国の軍門に下った自民党。
これらは外国勢力の手先として日本を売り渡す国賊であることを断じて忘れてはならない!
戦後デモクラシーを金科玉条として固執する小泉になにものも変える力も意志もありはしない!
単なるムードや「抵抗勢力」をちらつかせることによって、変革の旗手は己しかあり得ないとするパフォーマンスもまもなく、化けの皮が剥がされることであろう!
「構造改革」のスローガンも掛け声倒れに終わり、昨年度の流行語大賞の賞味期限は長くて平成一四年の夏までであろう。
現に、経済企業の整理統合・民間移行を叫べば、全てが好循環するなどという幻想は、倒産件数の増加、失業率の急上昇という明確な答えとなってはね返って来ている。
患部悪化を、こともあろうか小泉は「好転反応」としてよくなる為の痛みとして、逆に成果を誇示する始末!
挙句は、自らの摂生・粛清を棚に上げ、国民から一層の搾取を試みる無能無策を推進してきた!
医療費引き上げ・住宅金融公庫廃止など、無計画の捨象は最も弱い部分の社会福祉・社会保障の切れ捨てとなって現れた!
国際基準の導入と称し外国資本の乱入を容認。苦し紛れの企業単位の労働者首切りの容認。
馬鹿でもできる無為無策の傍観者は、街頭に次々と失業者輩出するだけである!
最悪記録を更新するだけの無策!失業率の5.5%から年内8%は確実だ!
歴史を紐解き、労働人口の10%600万人の失業者は維新変革の狼煙である!
もはや、「抵抗勢力」という悪役を引きたてることによって、自らを正義の側に置く小泉の狡猾なペテン策動は、旧態依然の永田町倫理の最たるものであるとして断じて容認するわけにはいかない!
三代に亘った我利我利の自民党員小泉は、なごうことなき永田町の落とし子であることを忘れるな!
森喜朗前首相の余りの馬鹿さ加減を盾にしたラッキーボーイ小泉は、直前まで森派閥会長であった事実がまさに小泉の実態を物語っているではないか!
「抵抗勢力」に位置する永田町倫理にどっぷり浸かった小泉に「抵抗勢力」を口に出す資格はない!
こんな者に何ができる?
何を期待する?
自民党や永田町のコップの中の出来事に一喜一憂する国民の馬鹿さ加減。
改革は、コップの中身を置き換えても意味はない!
欠けたコップは敢然と叩き割らねばならない!
諸君!
今年がどのような年になるか。期待と不安が錯綜していることだろう!
だが、今年が良くなるか、はたまた悪くなるかは、まさに諸君の気持ちひとつである!
こうしてやろうと!
する気迫!気概!
こそが最重要素である!
国難の波状攻撃が押し寄せる現在、選択は二つしかない!
生活に追われ覇気の無いやつれた凡人か、自らを鍛え人生を変えてやろうとする覇気有る英雄か。
前者は、うじうじして不安と不満の幻想で思考回路が麻痺し、無為の日々が無駄に費やしてしまうしか能ない。
後者は、ささやかな勇断を持って、わが黒色戦線に身を投じ、自らを変化させ、天下国家を変化してやるダイナミックなわが有機体と同化するのだ!
それは英雄的人生を歩み出すことになるのだ!
激変に耐え得る肝を構築し、苦闘を乗り越えられる、過激にして雄大な青年運動・超国家主義運動に、いざ参画せよ!
わが運動は益々増長している!
全国に参画希望者が現れ、続々地区指導者たらんと研修に励んでいる。
白人帝国主義打倒!
戦後デモクラシー粉砕!
新文明闘争に邁進する規律ある青年運動体たる「至純と行動」の民族の意志同盟は、諸君の人生と永遠の民族史とを結合させる。
それは大ロマンに基づく世界観運動として意義づけられる。
街頭制圧から選挙戦線参戦を視野に入れた真の政治運動=政党建設は当然の計画項目だ!
今年は大きな分水嶺の年であることは間違いない!
胎をくくった人生ー青年運動ー世界観闘争そして新文明闘争を展開しようではないか!
全国の同志諸君の今年の躍動を祈念する!
偉大な日本万歳!超国家主義運動万歳!
白人との文明戦争が始まった!
遂に、米国がアフガニスタンに空爆を開始した。
これほど面子をかけた報復があろうか!
テロに対する戦争?
敵はテロリスト?
もっともらしい文句が喧伝され、被害者に対する同情を集めた米大統領ブッシュは高支持率をもって戦争をしかけることに成功したのだ!
確かに5000人死者出したニューヨーク摩天楼倒壊、国防総省瓦解、4機ハイジャック突入墜落など凄惨を極める事件には唖然としたし、哀悼の意を表さざること禁じ得ない。
しかしながら、「9月11日を忘れるな!」「これはもはや戦争だ!」そして「米国の味方となるか、さもなくば敵と見なす!」とブッシュは喚く!
挙句は「生きていようが死んでいようがビンラディンを引き渡せ」と恫喝するこの米大統領の動揺ぶりこそ、面子を失った者がなりふり構わず威信威光を取り戻そうとする痛々しい姿そのものである。
そしてその面子の根底は、世界を支配するのは西洋・近代・キリスト教文明であり、超大国米国だ!という思い上がった思想が脈々流れていると言っても過言ではないのだ!
「世界の警察官」「文明国」「文明の名による戦争」とどのつまりは「十字軍」!
これらこそ、世界の繁栄は白人文明のお蔭であり、文明とは即ち白人世界を指すもの。
究極は「余は即ち正義なり」とする天をも恐れぬ傍若無人な独善的思想によるものに他ならないのだ!
白人覇権の偶像たる不可侵・米国が遂に大打撃を受けたこの事件は、まさに五百年白人帝国主義の凋落に弾みをつける歴史的事象に他ならない!
ゆえに白人覇権世界に浸って甘い汁を吸ってきた連中は、競って米国に同調し、白人中心世界を脅かすこの非白人の挑戦を根こそぎ叩き潰そうと躍起となる事は当然である!
はっきり言おう!
米テロ事件は、凄惨な報復合戦に明け暮れ解決の糸口さえつかめないパレスチナ問題に起因する反ユダヤ=反米の延長線場にあるのだが、しかしもっと根深い地下水脈には白人帝国主義五百年の残虐なる侵略行為に対する、不朽の反白人文明が厳然と存在することを、いまもってはっきりと認識しなければなるまい!
白人によって抹殺殺戮されたアジア、アフリカ、南北米州の民は、白人の近代兵器と高度な奴隷化システムによって深く沈黙させられていただけであり、一部傀儡を除いて、決して魂を売り渡してきたのでは断じてないのだ!
しかるに、このパレスチナ・イスラムが、その象徴たる米国を攻撃したとするなら、それは反イスラエル・反米闘争の域を出るものではない。
しかし今回の対イスラム戦争をしかけた米国は世界を否応がなく文明闘争にと引きずり込んでしまったのである!
繰り返そう!
白人文明の威信と面子を守護せんがためには、非白人文明を敵と認識しなければならないのだ!それが遂に起こったのだ!
ブッシュが曰く「この戦争は長期になる」と。
その通りだ!
然しその意味するものは「地形、ゲリラ戦法」によるがためだけではなく、文明交代を意味する大戦争の幕開けに過ぎないからであることをブッシュは果たして認識しているだろうか?
そして更に、このテロ事件では衝撃的な事象がある。
米国は、実はこのテロは前もって予期されたものであり、高度なハイテク技術を駆使してサイバーテロに至るまで防備できたと確信していたのだ。
ところがハイジャックという余りにも旧式手段は、自爆テロという白人価値観では想像も出来ない「非人間的」突撃によって、高度IT技術を完全に凌駕したのであった!
先端技術対自爆テロは、まさに人間中心の白人価値観対死をも厭わぬイスラム価値観の価値観闘争を呈した。
そして、万全を期した白人の叡智をはるかに超えたイスラムの大胆不敵な行動の成功は、「文明」という巨大スクリーンに投影された白人の実体をさらけ出すこととなった。
米国はこの大失態を一刻も早く挽回せずんば、その威厳と尊厳は瞬く間に地に墜ち、そして二度と非白人たる「野蛮人」に膝を折らせ続ける事が出来なくなるのである。
世界に君臨した「文明人」白人は、「野蛮人」有色人種に対して何よりも強くなければならなかった。
自らの正当性を保障するものは強力な近代兵器と狡猾な啓蒙思想、そして欺瞞の経済金融システムにほかならない!
故に、この「文明人」の「文明人」たるの象徴に侵入した挙句、牙城を臆面もなく破壊した命知らずのインベーダーの所業を何がなんでも非白人「野蛮人」の仕業仕業であると決め付けることに躍起となった!
そしてこの「屈辱」をテロ犠牲者に対する同情に乗じて「文明に対する挑戦」「野蛮人のテロ」を大々的に喧伝することで、自らの「仕返し」に正当性を醸し出すことに成功したのだ!
アパッチであろうがメキシカンであろうが、そしてジャップであろうが、歯向かう奴は徹底的に醜い悪に仕立て上げてきたのが米国の常套手段である!
開拓精神をもった米国は何をやっても悪いはずがないとする根拠は「正義は絶対最後に勝つ!」ということ西部劇に凝縮されている!
西部劇は、まさに
「醜い敵は殺して当然!」「敵は人間ではない!」
とした極端なエゴイズムが脈々流れており、「西部劇のヒーロー」を演じ続けることを宿命とする米国大統領!
しかしながら米国の行った今回の「野蛮人」狩りの結末は、「文明人」の虚構の実力を暴露するだけでなく、世界を戦場とした長期間に亙るテロ、ゲリラと報復の連鎖にほかならない!
大帝国が常に瓦解していったのは、常に外敵によるものではなく、その内部からの崩壊によるものであることが歴史から如実に学ぶ事が出来るであろう。
しかるに底無し沼と言われる遠大無限なイスラムとの「聖戦」を挑んだ近代人工国家米国はその凋落を一層加速せざるを得ないのだ。
勝利の見えない戦争、常にテロの恐怖に怯える緊張生活の連続は、「世界一の安全・強力・富裕」がゆえに契約で作った人工国家を破棄するに十分な条件となるであろう。
成功と繁栄の大樹に群がってきた山師どもが、摩天楼の倒壊が繰り返されればもはやその愛国心などは吹き飛んでしまうのである。
今回もそうだが、常に白人は非白人・異教徒に対する戦争を「十字軍」と見立てる事によって聖戦と位置付けてきた。
「文明の名によって」「現代の十字軍」フレーズが華々しく乱舞する。
遂に白人は自らの戒めである「ルビコンの河を渡ってしまった」のである!
西暦1096年から九百年来の「十字軍遠征」が始まった!
十字軍が第一回を除いて悉く惨敗したことを、白人は歴史からしっかりと学んで「十字軍」を自称しているのであろうか?
茫漠としたイスラムへの遠大な遠征戦は、凋落する白人帝国主義の体力を次第に蝕む事は必至。更に白人覇権打倒は有色人種の英雄・日本の再興によってクライマックスを迎えるのだ!
米国の傀儡勢力を国内から駆逐し、真の独立主権国家を建設し、いよいよ世界に冠たる日本が台頭する時、非白人は歓喜乱舞し白人は驚愕自失するのだ!
私が新年号に記載した如く、白人が自ら作った暦の転換点によって、白人全盛は旧世紀で終焉し、新世紀はまさしく白人にとってかわる東洋日本の神秘たる新文明の時代であることをはっきりと明言しなくてはならない。
わが国は米国の奴隷の如く行動をするな!米の面子の維持する為の戦争のお先棒を担ぐな!
そして来たる対白人文明戦争に備え、一刻も早く傀儡を始末し高度国防臨戦体制を構築せよ!
イラク派兵について
記者 昨年春に勃発したイラク戦争は米軍のイラク占領という結果をもたらしました。
ブレア英首相とともにいち早くブッシュ支持を打ち出した小泉首相は、ブッシュの要請を全面的に受け入れ「イラク復興」と言う名の下で「人物カネ」の貢献を約束した。
そして先月イラクに陸自本隊が入ったことにより遂に戦後59年に亘ってタブーとされてきた海外派兵が公然と行われた。
反戦やら派兵支持やらで喧しい情勢下、民族の意志同盟はこの激動の情勢を如何に見るか、またわが国はどの方向に進んでいるかを森垣委員長に聞いてみたいと思います。
第一の質問ですが単刀直入にイラク派兵についてどう考えていますか?
委員長 イラク派兵を考える際、次の三点を整理しておかねばなりません。即ち、第一にイラク戦争におけるわが国の立場はいかに本来あるべきか。
第二に戦場に行くこととなった自衛隊に対してどう考えるか。
そして第三としてこの海外派兵はわが国政治史上、どういう歴史的意義を持つか。である。
記者 では第一の項目から伺います。民族の意志同盟は一貫してイラク戦争に反対していますね。
委員長 その通り。
戦争反対といってもボケ平和団体の戦争怖い式の念仏反対では断じてなく、戦争する相手が違うだろ! ということである。
ブッシュが口を開けば馬鹿の一つ覚えのようにサダムが大量破壊兵器を持っているというのが直接の戦争理由となっているが、これ自体が端から馬鹿馬鹿しい限りである!
仮に大量破壊兵器を持っているだけで戦争理由となるなら核兵器を保持しているインド、パキスタン、ユダ・イスラエルも当然該当するはずであり、いわんや支那英仏露が何ゆえ許されるのか疑問ではないか!
更には世界一大量破壊兵器を持っているだけでなくこれを実際使用して人類史上最悪の大量殺人を行ったのは他ならぬガタガタ抜かすアメリカ自身ではなかったのか!
そんな大量殺人者アメリカが唱える民主主義なんぞは、連続婦女暴行殺人犯人・大久保清が女性人権を唱えるが如くではないか!
次に世襲制ではあるまいに、現ブッシュ政権が何ゆえ存在しているのかを検証する必要があるということだ。
西暦1990年イラクのクウェート奪還に端を発した湾岸戦争は当時の米大統領ブッシュ父は国連を恫喝、世界中から寄せ集めた金と武器でイラクを降伏させた。
一気呵成に石油利権を簒奪、一儲けできるはずであったブッシュ父は執拗な抵抗により結局サダムを駆逐できなかったばかりか、巨額戦費による内政破綻と厭戦機運により大統領選に惨敗しその座をクリントンにさらわれるという大屈辱を味わった。
この時からブッシュ家はサダムに対する復讐の鬼と化し、こともあろうか愚息ジョージを大統領の椅子に坐らせることに狂奔し、遂にアメリカをブッシュ家の私物と化すことに成功したのであった!
これは12年前の侵略政権の取り巻きがそのまま現ホワイトハウスに乗りこんできたことを鑑みれば一目瞭然である。故に現ブッシュ政権の唯一無二の目的はサダム処刑とイラク占領にあったことは明々白々であった!
こんなブッシュ家の私憤たるサダム征伐には何の大義があるはずがないではないか。
そして私が最も強調したいことは、白人帝国主義者の侵略毒牙の痕が今でも世界中に残り膿がドクドクと出ていると言う事実である!
こと中東近代に限定しても西暦1917年英外相バルフォア二枚舌宣言によるユダ傀儡国家建設によりパレスチナ侵略を正当化するに及び、更には石炭に代わるエネルギーとして石油が脚光を浴びると同時に世界最大の埋蔵量を誇る中東油田支配こそ世界支配に直結すると看破した白人どもはそのぶん取り合戦に殺到したのだ。
昔からただ徘徊していた場所に過ぎなかった砂漠の地下に偶然にも大油田が発見されるや否や、その地の知恵も知識もない土豪を飼い馴らし英仏は自らをその保護者となり石油採掘権を簒奪したのであった!
戦後のアジア・アフリカ独立機運に乗じて委任統治支配から土豪どもを名目的に独立国家の元首と仕立て上げ、公然とその石油利権を貪っているのだということを断じて忘れてはならないのである!
このような見地から見れば、東亜の光輝・有色人種の英雄たるわが日本の取るべき道義的立場は、白人支配からの「アジアの解放」に他ならず、こともあろうか同胞アジアを蚕食する白人どもの走狗と成り果て嬉々としてイラク支配に手を貸す小泉の如きは、必ずアジア同胞史上に甚大な禍根を残すこととなろう。
「イラク復興」という美名でいくら給水や施設を構築せんとしようが、畢竟、そこに打ちたてられるはアメリカイズムの新植民地以外のなにものでもなく、白人からの餌をねだるが如きの「戦後日本」再現に他ならないではないか!
再度言おう!
私は今回の前提となった西暦1990年のイラクのクウェート解放及び翌年の湾岸戦争勃発の際にもイラク支持集会を挙行し、イスラム・アラブ民族主義の有意義と白人十字軍の理不尽な横暴を激しく糾弾し、畢竟サダム・フセインの行動こそ、大東亜戦争以降初めて白人優越支配秩序に反旗を翻し英米からクウェートを武力で奪還した失地回復の義挙であると断じたのだ!
白人帝国主義者の傲慢無比の世界支配思想の根底には人種差別が厳然と存在しており、アジア・アフリカ諸民族に対する赤裸々な蔑視が存在しているのだということを断じて忘れてはならないのだ!
わが日本民族こそが、白人優越価値観を打倒できる勇者であることは自他ともに認めてきた所である。
今回イラクを完全にアメリカデモクラシーの植民地に化す為には、どうしてもアメリカのゾンビとなった日本の出陣が必要であったのだ。
同胞アジアの嘗ての英雄は、今やアメリカの従順な飼い犬と化しアメリカの為に嬉々として奉仕している姿をアラブの民の前に露出させることが必要があったのだ。
「有色人種を沈黙させるには、日本を封印させることに尽きる」ことを大東亜戦争で強烈に学び取った米国は、アジア・アフリカへの残虐殺戮に日本を積極的に利用しまくることは間違いないことである。
わが父祖が日露・大東亜戦争の獅子奮迅の英雄的犠牲的行為をもって示し、わが国民のみかアジア同胞の心を捉えて離さなかった英雄神話に唾を吐くが如きの腰抜け策動こそ、わが民族にとって国賊的行為であることを明言しておかねばならない。
さらに、付記すべきは、第二に、自衛隊には罪はない。一方、強い軍隊は実戦経験によってのみ作られるのであり、国軍化への布石を打つべし。
第三に、イラク派兵の長期化により、わが国はいやがうえにも臨戦状態となり、軍・治安の重要性がクローズアップされざるを得ない。
この為に強力な軍事・治安を基軸とする政治体制が堂々要求され、対外卑屈の政党政治にとってかわる民族主義に立脚する国家改造運動が促進される。
以上の事を踏まえ、激動の時代的変遷を真の国家主義運動勃興の起爆剤たるを強烈に認識せよ!