超国家主義『民族の意志』同盟
評価は己が下すもの!
人は社会のなかで生きている以上、他人や社会から評価を受けるのは当然のことだ!
しかし、現在、あまりにも他人の目を気にしすぎる余り、己を見失い社会に流され、挙句は社会から認められないからと言って自暴自棄に陥っている者が多い。
個人主義万能時代、都合の良いところだけは自分勝手で他人の言うことを聞く事はない。だが一旦形勢が不利になると、途端に他人にこびへつらい迎合する始末。
そもそも、社会的評価なんていうものは時代と環境によって猫の目の如く変化するもの。さらには社会そのものが、エゴ・怨念・打算・因縁の渦巻く坩堝に他ならない。
賛同者があれば必ず反対者がある。
そんなことに一喜一憂する事自体、ナンセンスであり、おのれの臆病を曝け出しているに他ならない!
政治家が世論云々言っている事自体、笑わせるなだ!
世論調査?
世論がどのように作られているのか!
情報時代との風潮の中、実際は、限られた大マスコミによって左右されている烏合の衆こそ、世論の実態ではないか!
世論に政治家が左右されるのではなく、世論を構築していくことこそ、政治家の資質ではないか!
故に時代環境が変わろうが、不変の信念の有無こそその者の真の価値である!
社会や他人の流言に惑わされぬ自己と自尊心を確立した者のみに、時代は崇高な価値を与えるのだ!
来たる激動の時代の英雄は、まさに腐敗した現在の世論によって唾棄されるも、不死鳥の如く舞い上がり、将来の世論を己の支持に変えていく偉大な指導者に他ならない!
腐敗体制を実力をもって粉砕する、その行動力こそ、大衆は魅了されるのだ!
口先だけの評論家への軟弱な支持は、強烈な腕力と土足によって粉砕されるのだ!
世間の風を厳しいと感じている諸君!
世間の目が冷酷だと痛感している諸君!
そういう諸君こそ、来たる英雄の資格があるのだ!
将来は諸君等とともにあることを強く認識せよ!
諸君は、相手が自分を理解しないと嘆くことがあるだろうか?
特にいつも一緒にいる人物、例えば親友、友人さらには夫婦。
何でも理解してくれていると思っていたにも拘らず、ある時何らかのきっかけで、今までの信頼関係は何であったのかなどと一人嘆き悲しんだ経験があるか?
だが、みんなが思っているほど、信頼関係など容易に出来るものでもなく、更に維持することは至難の業である。
どんなに言っても、どんなにやっても、必ず理解する者もあれば逆に理解できない者も存在するのだ。
即ち、物事には必ず二つの見方があるということを理解せねばならない。
肯定的か否定的かだ。
こちら側の人格・相性や相手側の環境により賛否は必ず存在するものなのだ。
だから当然に出現する反対者に一々付き合ってはいられないし、落ち込む必要はない。逆に賛成してくれたからといって自惚れて自分を見失うことはもっと禁物である。
特に、政治の世界では、思想信条、政策、打算が複雑に絡んでおり、単純な賛否に惑わされてはならない!
至福を追求するといった永遠の闘争を展開する政治は、常に新しい反対者=敵が存在することは必至条件である。
敵がいなければ、闘争も結束も霧散してしまう。
強力な敵を創出することは手腕であり、強力な敵からの圧力や圧迫があればあるほど、味方勢力の増強拡大が容易となる。
このように、熱狂的賛同があればあるほど、熱狂的な憎悪の反対がいる!
このような文脈からみれば、敵を作らぬ八方美人などは真の同志足り得ないのは至極当然である。
今の政治を鑑みれば、真の敵として反対政党を見極めているのか?
自民党と共産党、自民党と非自民党、与党と野党、自由党と社民党・・・
政治とは権力闘争である!
権力とは敵を屠る力を持つ。
政権を掌握することは敵を微塵に粉砕し、反抗できないようにすることにある!
見よ!
馴れ合いの家畜どもが永田町のごみ溜めで党利党略、私利私欲の打算競争に明け暮れている醜態を!
永田町のごみ溜めをひっくり返すことを全く考えなくて、なにが変革だ!
何が維新だ!
永田町密室馴れ合い政治を粉砕し、敵を屠る権力闘争こそが、いま求められている!
敵を求め続ける現状打破が激動の政治理念であることを、いまはっきりと認識しなければならない!
コンプレックスを力に
人間は元来怠け者の生き物だ。
誰でも楽になりたいし、できることなら苦労したくないのは人間の性であろう。
なるべく楽して自分の満足を獲得したいし、誰か他の者が手を染めてくれないかと夢想しているものだ!
だから、殆どの時間、全力を尽くすことを逡巡し、また、全力を尽くす場所も手段もわからないまま、自分の力を発揮することなく、力を持て余しているのであろう。
しかし人間に真価は、一旦緩急ある時いかに力を発揮できるかによって決まるのだ。
それももしかして、人生のほんの一瞬の出来事かもしれない。
しかし、この為に、この牙を磨ぐべき平時の際、いかに危機意識を抱き、抱き続けるかが勝負となろう。
そして、この為には強烈な向上心なくんば絶対に不可能となるのだ!
このような信念の持ち主こそが英雄の資格を獲得することができるのだ!
そもそも、英雄とは周囲の拍手や推挙で不承不承なるものでは断じてなく、醜い権力闘争すら厭わず、これを経、地獄のどん底から執念をもって這い上がった不撓不屈の執念持ち主であることを断じて忘れてはならない!
諸君!
世間をもっと憎め!世間に迎合するな!
世間と取り引きするな!
そして、己自身に強烈なコンプレックス持て!
己の欠陥・欠点は、不遇な境遇は、自分が悪いのではない!
それは世間が悪いのだ!
そうだ!
敵を屠るのだ!
強烈な己自身の牙磨け!
時代を席巻する猛虎となれ!