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戦後不毛な政党政治を廃止せよ!

~真の政治変革と祖国の健全再建への提言

1・はじめに
祖国の再建と国体の復権を目指す、わが超国家主義『民族の意志』同盟は、わが国現今の堕落腐敗の元凶は、わが国英霊父祖の尊厳を省みずひたすら対外屈服と私利私欲に明け暮れる永田町ポツダム議会屋どもの無能と無為無策にあると断じ、国政を弄ぶこれら売国奴・亡国派の駆逐一掃こそが、真の政治改革であると看破するものである!
そして数年に一回行われる選挙という名のペテン祭りによって国民を愚弄し、相手よりより上手に詐欺できた者やその団体がまんまと権力の座を射止めることができるペテンシステムを踏襲する以上、何物も変わらぬし、何事も起こらないことは明々白々である!
そもそも敗戦価値観を変える気のない戦後デモクラシー信奉者が己自身を否定しなければならない現状打破を実行するはずが無いではないか!
選挙直前に慌ててでっちあげる公約なんぞは、いかにもみみっちく、一体誰が信じるのか?
そして誰がこれを守るのか?
そして、公約破りの犯罪者を誰が刑務所に送りつけるのか?
これら国家民族を食い物にする国賊どもは、必ずや天に代わって抹殺されるであろうことを、少なくとも近代日本史を学んだ者であれば、容易に理解できるであろう。
どのような法律、秩序、規範が存在しようが、それらが国家的犯罪者の逃亡を助けるものであれば、これらの拘束を遵守する必要などあり得ぬことこそ、常に民族主義者の王道であることを、ここにはっきりと宣言し、ペテン師どもに警告しておくものである。

 

2・売国小泉の化けの皮
小泉純一郎による郵政総選挙から4年、いよいよ任期満了寸前の8月に総選挙が行われる。
総選挙の前哨戦となった静岡県知事選、東京都議選等で木っ端微塵に敗北した自民党は、この期に及んで総裁の首を挿げ替えるとか元お笑い芸人の知事にまで擦り寄しか手がなくなった。
現状維持=無為無策が事実上の「党是」であった自民党の「わが世の春」は遂に壇ノ浦へとひた走る平家の末期症状に酷似するように総崩れ状態となった。
そうだろう。

たいした根拠もなく地すべり的勝利を収めた4年前の郵政民営化旋風は、実はアメリカに巨額の郵政貯金1200兆円を譲り渡す為の口舌の徒・小泉純一郎のペテンに過ぎなかったことが判明したわけだ。
今回、この振り子が大きく反自民党に振れ、民主党圧勝という雪崩現象をもたらすことは当然予想される。

既に国民世論を操るマスコミは、自民党の大敗と民主党政権の樹立を開票前にも拘らず「当確」発表しているではないか!
政権政党であることが唯一無二の存在意義である自民党がその座から引きずり落とされるということは、数年間の下野状態に放置することでかつての最大公党が確実に歴史上から消滅することを意味する。
さらにこの4年間の堕落の中で顕著なことは、行政の最高権力者たる内閣総理大臣の地位が地に落ちたことに他ならない!

いまやその存在は、軽薄タレントや一発芸の漫才師よりも軽い。
まさに鴻毛より軽しの状況だ。
小泉、安倍、福田と中途半端で任務を放り投げた無責任のつけが、政治屋の無気力と無能を嫌というほど白日の下に知らしめたのであった!

つもり積もった自民党に対する国民の嫌悪感によって、公園のシーソー台の如く跳ね上がった民主党は、国民からの支持や実力などまったく無いにも拘らず、大きな勘違いの中でここぞとばかりに「政権交代」を馬鹿の一つ覚えで連呼する!

守勢に回った自民党は敵将の疑惑を中傷し反撃する。もはや天下国家の論戦など、できる能力を持たぬ両者は敵の弱点をつつきあうことで自らの正当性を示そうとしているだけにほかならない!

 

3・総裁交代と政権交代
さて、ここで冷徹に検証しなければならないことがある。
第一に、自民党は小泉純一郎以降変わったのか?
第二に、民主党は自民党と何か変わるところがあるのか?
ということである。
第一の答えは、ノーである。
そもそも「対米追従・経済優先・国防軽視」の吉田ドクトリンを保守本流の基盤としている自民党はその売国的方向性は微動だにしていない!
大東亜戦争を聖戦として公言できぬ、臆病なアメリカの召し使いに過ぎぬ。
「自民党を変える」スローガンで喝采を浴びた小泉純一郎なんぞは、最も典型的な自民党員であり、もっとも忠実なアメリカの下僕に過ぎなかったからこそ、アメリカの要求通りに巨額な郵便貯金1200兆円の拠出の道筋をつけるために郵政民営化を断行したに過ぎぬ。
更には「何が何でも民営化!」の民営化信仰により弱肉強食の論理がまかり通り、「弱者=敗残者=切り捨て」といった国家の存在自体を否定する極端な個人主義を増幅させた。
これは、国民を守護するはずの国家政府が、まさに自らの責任を放棄し、国民同士の力ずくの殴り合いを誘発・放置しているに他ならない。
そこにはわが国本来の共同体意識(即ち同胞としてすべての老若男女を適材適所に調整し全体の共存共栄を第一義に考える価値観)を完全に否定する「近代・西洋・キリスト教価値観に骨の髄まで毒されている戦後日本の症状が放置されているではないか!
この4年間、ペテン師小泉純一郎によって敷設した国賊的諸政策は、戦後一貫して行われてきた自滅政策=戦後デモクラシーの路線を踏み外すものでは断じてなく、そのパフォーマンスによって強調され加速されたに過ぎない。
さらに、第二の課題に対する答えも明確にノーである!

旧社会党左派や労組を抱える民主党は、自民党よりも容共的であり売国性が高いことは間違いない!

しかるに支那や北鮮・韓国に対して臆病風を吹かせることは充分に予期される。
他方、日米安保条約の堅持を約束していることから、戦後日本の卑屈な自虐的価値観の延長線上にあることは、自民党とも何ら変わるところが無いばかりか、その容共的姿勢から一層卑屈と自虐性が強調されることが確実である!
連合国(United Nations)が「国連」と歪曲翻訳された対日軍事同盟。日本の軍事大国化を抑制することを唯一の目的とする日米安保条約。
そしてわが民族の力の源である「伝統・歴史・文化」を去勢し永久の敗戦国家に陥れる戦後デモクラシー。

占領期にでっちあげられたエセ憲法。
これらわが国を抑制する諸事項について、戦後のあらゆる政権は一つとして否定してこなかったし、民主党政権がこれら国賊的策動を否定し民族自決に基づいた自主独立主権を主張できるはずが、あり得ないことは明々白々である!

 

4・本気で生存したいかが問われている
動植物の長き歴史の中で、適者生存の原理が厳然と存在しているのはいまさら言う必要はないであろう。
しかし、この優勝劣敗・適者生存の原理といえども漫然とした無為無策の中では断じて維持できない。
そこには死に物狂いの生存の為の激しい闘争が繰り広げられ、これに打ち勝つ以外にないのである。奇麗事が存在する余地も妥協する余裕もない。
国家民族の歴史も同様である!
惰眠を貪り、安逸の中に浸り、難題から逃避し妥協と譲歩を繰り返す劣等民族の末路は、死滅のみである!

自ら生存する意欲も意志も喪失した瞬間、もはや生存する価値も理由もないは当然である!
たとえ圧倒的強大な敵を前にして、誰の目から見ても劣敗が必至である場合にも、戦わずして奴隷になる臆病民族は、もはや二度と強制収容所から脱出できない。
そこには計算高い理性や常識では測れない生存への無限大の感情と意欲が存在するのである!
翻って、戦後日本の現状はどうか?

敗戦による屈辱を胸に、臥薪嘗胆、捲土重来を期して、たとえ一時乞食に身を落としても生き抜き、爪を研ぎ牙を磨くのが本来の民族生存への本性ではないか!
ところが「一日乞食やれば、やめられない」式の、現状に妥協し、他人に身を任せる無責任性こそ、まさに刹那的快楽を追求する自暴自棄の成れの果てに他ならない。
まさに、自主性に基づく日本民族の生存への本気度が、いま問われているのだ!
「本気で拉致被害者を奪還したいのか?」

「本気で安定した発展を希望しているのか?」

そして

「本気で世界の平和を望んでいるのか!」
いまや、自主独立国家としての自由! 民主! 平和!を本気で追求する政治運動が要求されているのだ!

そこには、わが民族を陥れる自虐策動や売国的思惑を跳ね返し、主張することは堂々主張し、たとえ武力・戦争に訴えても守るべきものは守るといった信念と備えを実施する民族主義政党の登場を目指さねばならない!

自民党崩壊から民主党政権の堕落、そして議会制政党政治の否定から民族生存運動へ、歴史は加速度的に回転している!

現状維持に固執する老獪な臆病政治が舞台から追われ、世界観に基づく若い運動が、舞台へ一気に駆け上る準備をしていることを歴史から明確に理解しなければならない!
 

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