超国家主義『民族の意志』同盟
植民からの脱却~
英領インドと米領日本~
1・対米走狗・小泉粉砕!
車上から臆面もなく小泉が叫ぶ!
「日本が敵の攻撃を受けたら自分が攻撃を受けたものとする国がありますか!」
「北朝鮮の拉致問題でもアメリカなしで解決できますか!」
「日本だけでは何も出来ないのです!」
選挙遊説でかくの如く絶叫する売国奴ぶりにもはや一国の宰相としての自尊心はない!
大統領選を控え形勢悪い悪玉ブッシュが小泉に金を要求する為、10月中旬に来日したが、小泉はこれに対し巨額の50億ドル無償支出と陸上自衛隊の年内派兵を約束した。
子孫に膨大な借金を押し付ける借金大国日本のいったいどこにこれら資金が湧いて出てくると言うのか?
増税で賄う金と自衛隊員の命を米国に朝貢する理由はどこにも見出せぬ。
それでもある識者は無恥に公言する。「米軍いずんば日本は支那・北鮮に攻められる」「北鮮の拉致事件解決にはやはり米国の圧力を利用すべきだ」と。
話にならぬほど現状追認の近視眼の思考回路だ!
問題は、日本をこのような自堕落に陥穽した元凶を断乎追求し、これを覆滅せねばないことにある!
「日米安保と国際協調が日本外交の基軸」であり
「日米同盟は緊密だ」「日米関係は極めて順調だ」
のお題目にとらわれその実態を何ら検証することなしに引きずってきた付けが必ず近い将来大きな禍根を残す事は間違いない!
そもそも巨額の負債に青色吐息の米国は、これを打開せんが為に巧妙に一昨年の9・11を演出。
米国侵略の常套手段たる「リメンバー」作戦で国民世論を巧みに操作し易々とアフガンからイラクへのアジア侵略ロードを疾駆することに成功してきた。
まさに「内憂を外患に転嫁した」侵略の常道を地で行く横暴にほかならない。
現に、ツインビルに激突する航空機の存在をホワイトハウスは事前に予知していたこと(ビルが倒壊するとはまさか思わなかったが)、国防総省に航空機が突っ込んだ痕跡などは全くないこと(修理中の建造物に米軍が砲弾を叩きこんだ)、ホワイトハウスに向かった航空機は米軍機が撃墜した(乗客による美談ではない)ことなどを冷静に検証してみれば、実に米白人帝国主義者の冷酷狡猾な侵略策動が判明できよう。
これを至近な類似例を顧みれば、昭和十六年12月8日未明日本のハワイ真珠湾攻撃を挙げることが容易だ。
時の米大統領F・ルーズベルトはこの事実を熟知しながらハワイ現地に知らせず米国民の犠牲をほくそえんで見ていたのだ。
大東亜戦争で遂に宿敵日本を撃滅させることに成功した米国は、嘗て米インディアン狩りをした如く、わが国から日本狩りを繰り返した!
民族的性格によるものなのか、米国側から見れば、昭和二一年米軍政下にでっちあげた「憲法」を後生大事に固執したばかりか、昭和二七年講和の名目独立と引き換えに米軍による占領維持を容認させてきた無抵抗日本は最も統治し易い植民地である。
米国がここまで横暴無比に世界を席巻できるその元凶こそ、米国にかしずく「打ち出の小槌」としての日本の存在であり、更に重要な事は白人に逆らった有色人種はこうなるという「さらし者」として日本の存在があるからに他ならない!
まさに何の抵抗もせず意見も言わぬ「死体」と化した日本の醜態を放置してきた戦後デモクラシー信奉者は、必ず近い将来の民族史から裏切者として処断されるのであろう。
何百回何千回選挙を繰り返そうが、植民自由民主主義を崇高する限り、何一つ奴隷生活が変わるはずがないことは自明の理ではないか!
2・大英帝国と植民地インド
この米国の増長の裏に植民地日本が存在することを19世紀に置き換えて鑑みれば容易に判明することであろう。
当時世界最大の産業国家(綿花工業)の一つたるインドの富と資源の領有に目が眩んだ海賊英国は、ムガール王朝インドの衰退に付けこみ、西暦1600年国策謀略機関=東インド会社を設立、以後インド侵略策動を堂々展開していく。
西暦1857年の反英セポイ反乱をでっちあげ、これを武力で鎮圧することに成功した英国は予定通り翌年インドを併合、1877年ビクトリアを頂き英領インドが完成した。
英国のインド支配は当初からインド一国に留まるものではなく、次なる獲物を求めて東亜侵略の後方基地となったのだ。
自由主義貿易の美名の下、自らは何の手も汚さぬ三角貿易で清朝支那に麻薬アヘンを公然と輸出し、これに抵抗した支那にアヘン戦争を仕掛け支那を屈服させ橋頭堡を構築することに成功した!
翻って現在、米の対日植民支配は、日本一国に留まらず朝鮮半島から東南アジア、支那更にはアフガン、イラク、中東侵略へと直結していることを明確に歴史から学ばねばならない!
当然、日本はインドとは比べ物にならないほどの世界的使命と影響力があり、日本占領維持は全有色人種を完全に意気消沈させる絶大効果を白人帝国主義者にもたらし続けていることをはっきりと認識せねばならない!
3・植民地から独立へ
この世界史的使命と影響力を忘却し党利党略に明け暮れる暇はないのだ。
空虚なマニフェスト乱発の総選挙の争点も戦後価値観の域を一歩も出ず新たな変革への覇気もまったく見られない!
小泉自民が引き続き政権を担おうが、はたまた菅民主党が政権を奪取しようが、ポツダム議会屋の身上である戦後デモクラシーのプールの中でいくら水を掛け合っても植民地状態から抜け出せるはずが断じてないのだ!
現今日本の位置付けが植民地然であるとの強烈な認識を政治指導者たるものが持たずして真の維新変革は望むべくもないではないか!
植民日本を構成する既存価値観を微塵に粉砕し
「白人帝国主義打倒!」「戦後デモクラシー粉砕!」
のため大東亜聖戦貫徹と対米勝利の臨戦体制構築こそ真の独立主権国家建設の基軸であることを断乎忘れてはならない!
大化の改新・明治維新の大原則は、外国勢力からの自存自衛であり強力な臨戦体制の建設であることを強烈に認識せよ!