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国体は護持されたのか?

~八紘一宇がパックスアメリカーナを凌駕する

1・いま日本が溶解している

入管法改正(事実上の移民法)、種子法 廃止(食糧生産不能)、水道民営化、無意味な消費税アップ、外人への異常な優遇等々安倍政権は国会における絶対的安定多数を背景に矢継ぎ早に法案を成立させ ている。

自民党内においても「安倍一強」といわれ誰しも逆らうことができない状 況下で、「ゴリ押し」「傲慢」に物事を自由自在に進めるのは道理にかなう。

野党がガタガタ言っても所詮「選挙で負けた =支持されていない」との安倍の言質に 異論はないはず。

この一連の状況に安倍政権の横暴を嘆く必要性も一喜一憂するつもりもない。

対米追従の安倍政権に対してはまったくの想定内の事象に過ぎない。

だが、私が断固反対し糾弾せねばならぬ理由は、安倍の所作すべてが日本民族の不利益であり、日本民族の滅亡に繋がるからに他ならない。

自分自身の手で、自主自立自活にとって必要な仕切を破壊し、無軌道に外国人を乱入させるのか?取って代えることのできない日本の土壌水源を商業資本に売却しようとしているのか?

一般大衆が戦後政権に対して擁いてきた(推きたいと願望してきた)「日本の国益、国民のための為政者」の幻想はものの見事に裏切られたのである!

ここまで露骨に!ここまで明確に!反日国賊的策動に狂奔する戦後ポツダム議会屋の正体が露呈されたのである!

われわれは、わが国が「自主独立国家」であるのか?

「戦後政権」の目的とは何か?

という基本的事象にメスを入れねばならない!

昭和二十七年サンフランシスコ講和条約によって名目上わが国は「主権を回復」 したといわれる。

だが同日、時の全権吉田茂は、講和条約締結に沸くパーティ会場を一人抜け出し、同地にあるアメリカ軍基地に赴き「日米安全保障条約」を締結した。

これにより占領軍を代表してアメリカ軍が引き続き日本に占領できる権利を得たのである。

大西洋憲章、サンフランシスコ講和条約、日米安保条約は、三位一体であり、これにより対日軍事占領を恒久化し二度と日本が「独立」出来ないようにしたのである。

軍事占領とは単に外国軍が駐留するだけのことを指すのではなく、軍事占領に伴う経費、労働力、土地などすべてを日本負担によって成立する。

誰が手弁当で駐留するというのか?

軍事占領とは武器 の調達、訓練場、生活環境が十分確保されることが最低要件たるは当然。すなわちアメリカ軍および連合国分= 国連軍は「好きな時に、好きなだけ駐留でき、好きな場所に移動でき訓練できる。

これに必要なすべてのカネ、モノ、ヒトをいつ でも好きなだけ調達できる」という驚愕的付帯条項が厳然存在している代物なのだ!」

今さら問題となっている「日米地位協定」はこの一環にある。

更には戦後七十四年の今なお横田、小松、沖縄など の高度領空は日本軍民航空機が飛行禁止となっている事実をはじめ軍政下におかれた驚愕的占領状態を再認識せねばならない!

この吉田茂を「戦後最大の宰相」とでっちあげ「対米追従・国防軽視・経済優先」 (吉田ドクトリン)に正当性を与え一億日本国民を奴隷支配させることに成功してきた米国の傀儡=保守本流を忠実に継承しているのが安倍信三である。

2・対米服従自体がもはや目的とされている。

終戦直後に宰相となった反軍部・親米英の吉田茂でさえ、当初「対米追従」はある意味手段であったはず。

だが時代が下るにつれ、服従目的が希薄化され服従状態に順応し安住を見出すこととなった。

そして挙句はこの腐敗状態を「天国」を 幻想しこの維持に固執するようになったのである。

すなわち、対米服従が「手段」から「目的」そのものとなってしまった。

「世界の公正と信義に信頼」し「国際主義、国連中心」という他力本願で自己責任の回避に汲々としてきた戦後日本のどこに主権を行使する目的を見出す力があるのか!

3・国体は護持されたのか?

その答えは、さらに深くメスを入れることで明確化されるのだ!

そこで突き詰める先は、「果たして戦後、国体は護持されたのか?」の大命題である。

戦前戦中、鬼畜と糾弾してきたアメリカによって占領され、わが国はすべての生殺与奪権をマッカーサーに与え神と崇めた。

その影響を引きずり後継者たる - アメリカ大統領そしてアメリカ軍責任者を神と崇め彼らに永遠の服従を誓ってきた。

ここに、わが国本来の国体すらアメリカ軍政下におかれ蔑ろにされてきたのである。

形而上その姿を維持できていさえすれば、「国体が維持」されたと主張する者が、「日本を守ってくれたアメリカを日本より上位に位置付けて何が悪い」ひいては「日本がアメリカ陣営に参加するのは当然」とした驚くべき近視眼的思考回路こそ、自分自身が一体何をしているのかを知らぬばかりか、日本を非日本化している違和感もなければ、日本民族滅亡に手を貸す自覚も感性すら完全に麻痺しているといっても過言ではない。

まさに、アメリカに尽くす為に日本が存在している摩訶不思議。

アメリカに誰が一番如何に多く尽くすのか!新興宗教のお布施の類そのものである。

 

4・八紘一宇かパックスアメリカーナか!

以上のようなアメリカナイズされた戦後デモクラシー、自由主義・民主主義は わが国本来の国体とまったく相容れるはずもない。

まさに、アメリカによって作られ持される戦後国体が、果たして「護持」されたといえるのであろうか!

憲法の名の対日占領基本法に、本来国 体さえ「組み込まれ=破壊」され、更にはそのエセ憲法すら支配する国内最高法規=日米安保条約と在日米軍に軍事占領されている情けない植民地状態を「わが国の国体」と胸を張って言えるのか!

断じてあり得ないのである。

「単純に言おう!わが国の国体とは、す なわち八紘一宇の下にアメリカはじめ諸国民族を覆い世界の平和安寧を領導することである。その使命を身命賭して任じる事はわが国宰相の最低資格条件に他ならない。

更には、白人帝国主義五百年の残虐非 道な世界侵略、ヒューマニズムという白人の驕った自然破壊の付けが人類死滅の危機をもたらしているのだ。

現代のアヘンたる戦後デモクラシーによる惰眠と幻想の中でわが国滅亡が必至となっている今こそ、青年の怒りの鉄拳による維新変革を断行し、売国奴を駆逐一掃しわが国本来の国体を復権しなければならない!

この国体復権行動こそ、祖国の再興、アジアの解放、世界の再編、そして世界史の改変に一直線に繋がっていることを歴史から明確に学ばねばならない!

いざ旧来の「近代・西洋・キリスト教文明を断固超克する新文明闘争に大きく一歩を踏み出し邁進せねばならない!

白人帝国主義打倒! 戦後デモクラシー粉砕! 新文明闘争へ邁進せよ!

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