超国家主義『民族の意志』同盟
21 articles of Platform
国家主権基本項目
この項目は、真の独立主権国家としての最低限のあり方を求めたものである。
ゆえに世界的新文明闘争を推進すべく、その大前提としてのわが国自身の自存自衛の確立は絶対不可欠のものであることは言うまでもない。
この常識を呪縛し阻害している戦後デモクラシーなる対日奴隷化政策を断固粉砕すべく、倒すべき愚劣な秩序、価値観、政策とわれわれが求める方向性は、この四項目に集約される。
一・我々は国体理念と民族自決権に基づき、すべての日本人を糾合し大日本国を建設することを要求する。
二・我々は極東軍事裁判を正当とするあらゆる日本民族の不平等性の破却を要求する。
三・我々は正当なる民族の領土を要求する。
四・国家の指導および法規を決定する権利は単に日本国民のみに属するものとす。
よって我々は如何なる公務といえども、その種類を問わず、またそれが国におけると、県および市町村におけるとに問わず、すべて日本国民のみにより執行されるべきことを要求する。
我々は性格および能力に顧慮することなく、単に党派的見地にしたがって党利党略・私利私欲に明け暮れ民族を迷走させる議会制政党政治を排撃するものである。
国民の権利・義務項目
真の民族共同体における共同体と構成する国民との関係を示したものである。
「国家と国民の対立」図式に則った近代西洋文明の国家観がはびこって500年。
西洋価値観を世界の常識と位置づけ、西洋的国家体制を最高の体制と考えられてきた近現代。
わが日本も、歴史的風土的にも全く異なる価値観・秩序を移植され続け、元来外国文化を併呑して独自の文化としてきた気概さえ去勢され、外国勢力に諂い、伝統文化価値観を唾棄してきた。
これは個人主義の蔓延であり、共同体精神の原点である帰属意識、民族意識を剥奪せんとする過度な民族分裂政策に他ならない。
刹那的個人主義の横行は、個人による破滅を惹起するばかりか、卑小な私利に拘泥され続け、有用な利益は降り注いでこないと断じるものである。
ゆえに国民個人の利益、福利の獲得のためにも、「国家それ自体が有機体であり、個人はそれを形成する細胞である」との共同価値観を再認識しなければならない。
そこから個人の在り方を言及すれば、一個の有機体を形成する細胞は千差万別であるべきであるし、そのバランスを保つ必要がある。
有機体全体を死にいたらしめる癌細胞は廓清せねばならないのだ。
細胞各々が如何に成長に貢献するか、その立場を理解してバランスをとり得るか、全体の成長することによって生み出された果実が細胞個々に当然に享受できるという共同体のありかたの理解の上に成り立つのである。
ゆえに「集団の個人に対する優先」「公の個に対する優先」と言う不文律によって、個人の権利と利益の推進を約束するものである。
また、経済のありかたを、西洋価値観の下での個人利益追求から、社会全体への貢献・奉仕という本源に立ち戻り、労働意欲の向上をもたらさねばならない。
経済・生活・労働項目
共同体全体の発展成長を目指し、ひいては世界全体の至福貢献のための原動力たらんとするわれわれは、その原動力の健全な機能を確立・維持するためには、常に自らの主張・意志を保持することが不可欠であると考えるものである。
他国へ積極的に手を差し伸べることはあっても、逆に他国へ依存することによって、青色吐息で自らの国家運営を維持するような体たらくでは、決して世界平和への貢献などおこがましいものがあるのだ。
八・我々は強力国家構築のため、あらゆる分野における自給自足体制への促進を要求する。
九・我々は基幹産業における公正運営と社会全体への調整のため、経営の国家化を要求する。
金融資本は特に社会化することを要求する。
十・我々は大企業における利潤分配制度を要求する。